2022年4月にグラフィックデザイナーとして入社したホウです。こちらで自分の就職活動について話させていただきます。

就職活動スタート

私は中国出身ですが、日本のゲーム業界に入るのを目標として、大阪の専門学校でグラフィック制作を勉強しました。しかし、コロナ禍が原因で、日本に入国した時には、就職活動が既に始まっていました。当時は、日本の生活にまだ慣れておらず、また就職活動も深く理解できていなかったため、「今の自分のままで仕事を見つけられるかな」と結構焦っていました。ですが、徐々にクラス全体のペースに追いつき、ポートフォリオの準備を始められました。

私がゲーム業界を目指した理由はゲーム制作が様々なグラフィック制作に携わる機会が多いと思ったからです。昨年2月頃からエントリーし始め、数十社に応募書類を送りました。書類選考は予想より順調でしたが、面接に何度も落ちてしまいました。時間が経つにつれ、新卒採用が終わった会社が増えていき、選択肢も一つずつなくなっていきました。でもそういう状況は逆に自分にとってとても大きな挑戦になりました。失敗の原因について色々分析して改善したり、先生と話す言葉の練習をしたりしました。落ち込んだ時も結構ありましたが、前に進むしかないと心を固め、気持ちを整え、引き続き頑張りました。

イグニッション・エムとの出会い

私は大阪のゲーム会社を調べていた時、偶然イグニッション・エムのホームページを目にしました。ホームページがとてもきれいだったので、すぐに興味を惹かれました。詳細を読んで、やっと自分の希望にぴったりな会社とデザイナー職を見つけたと嬉しく思いました。なぜなら、私は2Dゲームの開発を中心に、自社タイトルを持っている会社で仕事がしたいと思っていたからです。自分にとって、絵を描く以外にも、アニメーションや宣伝用グラフィックの制作に携わることができ、またたくさんのスキルを身につけて且つスキルを鍛えられる機会があれば、それは最高の仕事だと思いました。すぐに、応募書類を提出して、面接の機会をいただけました。会社に伺った時は大変緊張しましたが、リラックスした雰囲気のお陰で、心も徐々に落ち着いて、面接もとてもスムーズに望めました。

就職活動を終えて

9月に内定通知のメールが届き、やっと終点に辿り着いたとほっとしたことを覚えています。日本に到着してからまだ一年未満でしたけど、せっかくいい友達にも出会えたので、また大阪で暮らせることがとても嬉しかったです。内定先が決まった後、卒業制作と日本語能力試験のことにもっと集中することができました。

就職活動で自分の不足点を深く認識し、色々な勉強ができました。辛かった時もかなりありましたが、今振り返ってみると、やはりそれも自分の成長に必要な経験だったと思います。

最後に

就職活動をする前の私は日本語で人と話すことが苦手でした。就職活動中に先生にたくさんの相談をしたり、実際に面接の練習を繰り返したりして、話すことに自身がついてきました。就職活動をひとつの試練と見做せば、もっと穏やかな気持ちで、ポジティブにその挑戦と向き合うことができるかもしれません。

入社から四か月が経ちましたが、イグニッション・エムの一員として、自分のスキルを活かしながら、既にたくさんの制作を行いました。先輩から多くのアドバイスをもらい、スキルを磨き、そして着実に成長することができている今は本当に最高だと思っています。