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グラフィッカーの大上です。
はじめまして。イグニッション・エムの大上と申します。
入社して6年目。社内では主にグラフィック全般を担当しています。
今回機会をいただけましたので、就職から現在までのことを綴らせていただこうと思います。
就職まで
私がイラストの仕事に携わりたいと考えたのは26歳の時。かなり遅い時期の転向でした。
当時、私は趣味で有償依頼のイラストのバイトを行っていました。
依頼者の方と会話しながらその方の頭の中の理想の絵を描くことが、とても楽しかったことを覚えています。
その時の依頼者の方に「思っていた以上のイラストができてうれしい」と言ってもらえたことがありました。
それまで趣味兼バイトでしかなかったイラストを本格的な仕事にしたいと思ったのはその時でした。
自身のイラストがその人の想像を超え、楽しませ、喜ばせることができるということに感動したのだと思います。
一念発起して専門学校に入学し、改めてイラストの腕を磨きました。
イラストの仕事といっても様々な仕事があります。私がその中で最もあこがれたのがゲームグラフィッカーという仕事でした。
描いたキャラクターを実際に使って楽しんでもらえ、その反応をリアルタイムで見ることができる。
まさしく私が理想とする仕事でした。
イグニッション・エムを知ったのは専門学校の担任教諭の紹介がきっかけでした。
紹介されたイグニッション・エムの会社理念をみておどろきました。
まさしく「楽しませ、喜ばせ、自分も楽しむ」という私の理想そのものだったからです。
その後すぐにエントリーし面接を経て無事に内定が決まった時には少し泣いてしまいました。
新卒からの成長
私が入社したのがちょうどぼくとネコの製作段階の時でした。
今から考えると当時の私の私のイラストの腕前はひどく拙いものでした。
さらには同期の子が魅力的なイラストを描かれる方で、キャラクターラフなどはよくその方のものが採用されて内心へこんでいたのを覚えています。
しかしそれでも多くのイラストを手掛ける機会をいただけました。
どんな仕事がやりたいかをしっかりとヒアリングし提案していただけるので、本当に楽しく仕事ができました。
ぼくとネコがリリースされ、SNSなどで自身の手がけたキャラを好きだと言ってもらえた時の喜びは今でも忘れられません。
まさしくゲームグラフィッカーこそが自分の天職なのだと思います。
アイテム、キャラクター、背景、UI、様々な仕事を実践で学ぶことができました。
当時から考えれば、グラフィッカーとしてかなり成長できたと思います。
といってもまだまだ学ぶべきことはあります。
新入社員の方が入ってくると、「そんな表現の仕方があるんだ!こんな魅せ方があるんだ!」と驚くことも多いです。
「こんな絵が描きたい!」と思うようなイラストをネット上で見つけることもあります。
自身のイラストが実際にゲームの中で登場し、好きだと言ってもらえる。
この喜びは本当に素晴らしいものです。
いただける成長の機会を無駄にしないよう、誰かの好きに刺さるイラストが描けるようこれからも学んでいこうと思います。
最後に
「趣味を仕事にすると嫌いになる」とはよく聞きますが、案外私のように天職になることもあると思います。
成長の機会は数多く用意してもらえます。ぜひ一度思い切って挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。