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挑戦の先にあった、新しい世界の話

初めまして。プランナーの山本です!
気づけばイグニッション・エムに入社して3年ほど。
今回はせっかくの機会をいただいたので、
私自身のことや、イグニッション・エムってどんな会社?というお話をさせてください。
イグニッション・エムとの出会い
大学卒業後は、実は小売業界で営業職をしておりました。
社会人として色々なことを学べた期間でしたが、自分の働き方と仕事の相性を見極める大切さも実感しました。
「もっと自分の好きな分野で働きたい!」という気持ちが強くなり、思い切ってゲーム業界を目指すことに。
グラフィックを中心に勉強できる専門学校へ入学し、そこでプランニングも学びながら、“企画もデザインもできる”という強みを作ることを目指しました。
その戦略が、イグニッション・エムとのご縁につながったのだと思っています。
ポートフォリオにはデザイン作品だけでなく、イベント企画などプランナー視点のページも用意していたので、選考のときにしっかりアピールできました。
最初はゲームの基礎的な部分がわからなかったり、ミスの連発などでご迷惑をおかけすることが多々ありましたが、
現在では少しずつ会社のことやゲームのこと、業界のことがわかり始め、
プランニングの他にもデザイン作成やインゲーム(クエスト)の作成、動画作成など、現場でマルチに活躍できるよう、日々色々なことに挑戦中です!
仕事のやりがい
私が仕事のやりがいを感じるのは、「自分のイメージしたものを、チームと一緒に形にできた時」です。
プランナーの業務は、企画書や仕様書の作成、キャラクター設定の提案など幅広いですが、
どれも“ゲームづくりの指針となる資料”であり、いわば作品の設計図のような役割を担っています。
とはいえ、実際に画面に出てくる形に仕上げてくださるのは、デザイナーやエンジニアのみなさんです。
制作の途中で見た目や挙動が当初の想定と変わることもありますし、より良いものを目指して方向転換が必要になることもあります。
だからこそプランナーは、「誰が見ても分かりやすく、チームが作りやすい設計図を用意できるか」、
そして「現場が気持ちよく進められる環境を整えられるか」を常に意識しています。
そんな中で、想定以上に魅力的な形で仕上がったり、実装後にユーザーから嬉しい声をいただけたりすると、本当に励みになります。
「プランナーの成果は見えにくい」と言われることもありますが、現場の雰囲気や、
ゲームを遊んでくださる皆さんの反応こそが、私たちの仕事の結果だと感じています。
時には厳しいご意見をいただくこともありますが、それも含めて大切なフィードバック。真摯に受け止め、より良い体験につながる提案を続けていきたいと思っています。
会社の魅力
イグニッション・エムの魅力は、なんといっても個性豊かなスタッフのみなさんです!
ゲーム会社なので「ゲーム好きだらけかな?」と思って入社したのですが、想像以上に多彩な趣味や特技を持った方がたくさんいます。
例えば、マネージャーのTさんはギターがとても上手だったり、デザイナーのOさんは編みぐるみを手作りして会社に飾っていたりと、日々驚かされることばかりです。
しかし、趣味や興味は違っても、スタッフ全員に共通しているのは「誰かを楽しませることが好き」という想いです。
自分だけが楽しむなら、好きなゲームを遊んだり作品を鑑賞するだけでも十分ですが、私たちは“届ける側”であるクリエイター。
一人でも多くの方にワクワクしてもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちが原動力になっています。
さらにイグニッション・エムには、「エンターテインメント研修手当」という超ステキ制度があります。
映画や舞台、展示会など、インプットのために使った費用の一部を会社がサポートしてくれる仕組みで、クリエイターの「好き」や「探究心」を応援してくれるのが、とても心強いです。
いいものを生み出すには、まず自分が良い作品に触れることから——そんな文化が根づいているところも、この会社の大きな魅力だと思っています。
最後に
私は営業職からゲームクリエイターへのキャリアチェンジという少し珍しい経歴を歩んできておりますが、
「本当はやりたいことがあった」「今の仕事は自分には向いていないかも…」と悩んだ経験がある方は、きっと少なくないのではと思います。
もちろん、今の仕事や環境に真摯に向き合うことは、とても価値のある選択だと思います。
ただ、心のどこかで「挑戦してみたい」という思いがあるなら、その気持ちを大切にしてみることも素敵なことだと感じています。
私自身、その一歩を踏み出したことで、今こうして大好きなゲームづくりに携わる日々を送ることができています。
まだまだ学ぶことの多い身ではありますが、もし誰かが自分の将来について考えたとき、この記事を読んで「こんな道もあるんだ」と思っていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。