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新卒で入社したソンです。
はじめまして。イグニッション・エムの孫(ソン)です。
わたしは新卒採用で正社員として採用され、在学中は業務スキルを上げるために、2020年11月からアルバイトとして働いていて、2021年4月から正社員になりました。
4月からの新入社員は3人いますが、外国人留学生はわたしだけです。
入社して2週間が経過しましたが、初めてのブログということで今回は「就職活動について」「イグニッション・エムに入社した理由」を軸に、お話します。
就職活動スタート
わたしはデザインの専門学校でゲームを専攻し、UnityのC#を中心に学びました。
コロナが広がったことで、早く就職をしなければならないと思い、学校3年目の6月で就職活動を本気で取り組み始めました。就活生の多くの方が通る道だとは思いますが、大企業への憧れが強く、エントリーが解禁してすぐの頃は企業名だけで判断して応募していました。エントリーシート→書類選考→面接と、段階が進んでいくに連れ、応募した企業の社員の方と直接お話をさせていただく機会が増えてきましたが、その中で「日本語の会話力」「卒業制作の表現力」の重要性を痛感し始めました。
苦しみ悩み続けた2ヶ月間
就職活動を始めてから2ヶ月経過した時点で内定が決まらないことに焦りを感じていましたが、自分が何をしたいのか、どういう人達と働きたいのか、なんのために働くのか、人生の目的など、大切なことを真剣に考える機会も増えてきました。考え抜いた結果、わたしのPRポイントとして作品の表現力を見てもらいたいと思い、わたしは卒業制作に力を注ぎ込むことにしました。時間の確保も積極的に行い、電車ではスマートフォンで製作中のゲームをテストプレイしたり、家に帰ってもソースコードを書き込んだりなどして、授業時間だけにとらわれず、全ての時間をゲーム制作に注ぎ込みました。
約1ヶ月の期間でしたが心血を注いだ卒業制作で、次のチャンスを迎えるための下準備が整いました。
イグニッション・エムとの出会い
わたしがイグニッション・エムのことを知ったきっかけは、先生からの勧めでした。
イグニッション・エムの升田社長の「弊社の採用基準は学歴や経歴は関係ない。ゲームへの熱意のみ。」という話を先生から聞き、今どきそんな会社あるのかと驚きましたが、興味が湧いたわたしは、イグニッション・エムのWebサイトとツイートを調べ始めました。
その時に初めて升田社長は《にゃんこ大戦争》を開発して、ヒットさせた実績を知りました。「ヒット作を作りたい。」「これだ。」と、気づいたらエントリーをしていました。
勢いに任せてエントリーしたはいいものの、その時は2020年9月、緊急事態宣言が発令されている最中だったのです。
エントリーしてから一週間の内にイグニッション・エムから連絡があり、面接をしてもらえることになりました。
リメイクした作品が無事に認められて嬉しかった反面、WEB面接しかしてこなかったわたしは、対面面接に対して大変不安を感じたことを覚えています。
面接では学校のことや家庭の事情のことなど色々お話しました。
その中で升田社長から、わたしへのアドバイスをお聞きすることができました。
「成功は自ら考えて行動し、物事を進めないと降りて来ない」
今でも忘れません。とても印象的な言葉でした。
その後内定を頂きました、もうイグニッション・エムで働くことしか考えていませんでした。
採用していただき、そして就労のビザを無事に取得して頂いた時はとても嬉しかったです。
就活から得たこと
この経験を通して一番感じたことは行動することの大切さです。
そして、5 年間の留学を終えた感想を一言で例えるならば、「達成感」。この言葉がわたしに一番似合うと思います。
苦しいこと、楽しいこと、悩んだことなど全てひっくるめて、自分は留学をやり遂げたという気持ちでいっぱいです。
きっかけはどこにでも転がっているけれど、それをチャンスに変えるのは自分の行動次第です。
本当に行動が人生を変えるのです。
わたしの就職活動は決して順風満帆ではありませんでした。
しかし、新たな道に挑戦できることにわくわくしていますし、自分自身の就職活動を振り返ってみても無駄な経験はひとつもなかったと実感しています。
つらい、苦しいと投げ出したくなっている方も、その経験もすべて自分の人生の糧になると信じて諦めないでほしいです。
最後に
わたしから何かアドバイスができるとしたら、「信念を貫くこと」です。
時間をかかっても、やりたいことを徹底的にやり抜いたときこそチャンスが自分に向かってくる。
スキルも磨くことができ、準備が整ったときにはどんな困難があっても乗り越えられる。
無駄なことは何一つ無いのです。